中小企業のIT導入率は大手企業と比較すると遅れています。豊富な予算があることは非常にまれで、必要最低限のコストで導入されているのが実情だと考えております。最新設備を導入したり、高度なセキュリティシステムを導入することは難しいと思いますので、費用対効果を最大限に考え、導入支援を行います。

中小企業のIT導入について

中小企業のIT導入については、限られたコストで効果を発揮することが必要となります。予算の多くは営業や財務改善に向けられることが優先されると思います。そのため、無料のツールや低価格な製品などを採用し、業務効率化につなげることを目指します。現在、DX(デジタル・トランスフォーメーション)として多くの企業でテクノロジーを導入・活用して業務改善を行い、ビジネスモデルを変革しようと動きが活発です。中小企業においては、テクノロジー導入の余地は多くありますので、まずは事業を分類し、変革をするお手伝いをさせていただきます。

 

コミュニケーションツール

多くのサービスが展開をされています。個人利用をしているサービスが企業向けに展開をしているサービスが比較的安価に導入できます。主なサービスは以下となります。

LINE WORKS ラインワークス

日本で最も多く利用されているコミュニケーションツールがLINEとなります。そのLINEの企業向け製品となります。すでに利用している利用者が多いので導入は比較的簡単に行えます。30名まで無料で利用ができるため、多くの中小企業で安価に利用が可能となります。

公式ページ:https://line-works.com/


Google Workspace グーグル ワークスペース

Gmail、カレンダー、ドライブ、Meet など、世界で30 億人以上のユーザーが利用しているのがGoogleのサービスとなります。その機能を企業向けに利用します。大手企業や官公庁にも導入も進んでいます。1ユーザー、月に1,000円程度で利用が可能となります。

公式ページ:https://workspace.google.com/intl/ja/

Kintone キントーン

日本企業のサイボウズが開発、展開しているサービスです。様々なアプリも用意されており、日報や情報共有、顧客管理なども簡単に行えます。1ユーザー月額1,000円未満と非常に安価に利用が可能となっております。

公式ページ:https://kintone.cybozu.co.jp/

Webマーケティング

販売拡大において、ホームページを十分に活用できていない、ホームページも提供していない場合もあります。新規顧客、見込み客の発掘、新用途の発見など様々なことを行うことが可能です。まずはホームページの制作支援、SNSを利用した集客支援を行います。

ホームページの活用例

 ・新規顧客、見込み顧客の開拓

 ・商品の新たな価値、創造の発見

 ・他企業との協業、共同開発、サービス提供の探索

 ・新規就労者の採用

セキュリティ対策

セキュリティ対策としては、クライアントで対策をする方法、ネットワークの出入口で対策をするなど様々な方法があります。いずれかで対策をするということではなく、できるだけ多くの可能性を加味して、対策を行う必要があります。

ウイルス対策ソフト

中小企業において、クライアント側のウイルス対策がなされていない場合も散見されます。大手企業では普及率は非常に高く、ほぼ100%の導入率となっております。ネットワークの出入口、クライアント側の両方で対策を行うことが必要になります。日本における主なメーカーは以下の通りです。

・トレンドマイクロ

・シマンテック

・McAfee(マカフィー)

・ESET

・マイクロソフト

インターネットと通信をする際に、ネットワーク側にウイルス対策製品を導入されています。主な製品は以下の通りです。

・Fortinet

・シスコシステムズ

・チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジー

スパムメール対策

現在のインターネット側からによる攻撃について、無差別にメールを配信するスパムメールによる攻撃から、対象を絞った標的型攻撃が増加しております。メーリングリストに悪意のあるメールが送信され、多くの受信者のなかで攻撃に感染するサイトをクリックするなども発生してしまいます。そのような迷惑メールを対策することも必要になってきます。インターネットサービスプロバイダ(ISP)側で対策を行っておりますので、そのサービスを利用するのが最も簡単な方法となります。

あるいは、自社で機器を保有することも可能ですが、運用が必要になりますので、システム会社のサービスを利用することも有益です。

URLフィルタリング(Webフィルタリング)

業務中に関係のないサイトの閲覧を許可していると、業務効率が下がるだけではなく、意図しない情報漏洩や、悪意をもったサイト、改ざんされたサイトの閲覧から個人情報を搾取されたり、不要なソフトのダウンロードなど危険性があります。そのようなWeb閲覧によるセキュリティ対策として、URLフィルタリングが有効です。日本においては以下の企業がサービスを展開しております。

・i-Filter(デジタルアーツ)

・トレンドマイクロ

・Intersafe(アルプスシステムインテグレーション)

・ソフォス

・シスコシステムズ

中小企業はIT導入において費用が捻出できない、限られているという課題があります。

その課題については、補助金を活用するなど低コストで導入ができる可能性がありますので、ご相談下し亜。